HOT ! 脇差拵え（刀身は木製で拵え鑑賞用の「つなぎ」です）

刀剣店を訪ね、次の『』などを伺った。京都　京焼　陶玉　抹茶椀セット　茶道。『脇差拵え（わきざしこしらえ）、時期は幕末から明治初期頃、刀身は実際は本物の刃だったと思われるが、何らかの理由で木製の、所謂、拵え鑑賞用の「つなぎ」としたのでは、拵えは当時の一般的な造と考えられる。z21 創作こけし　宮嶋無筆作 雪路。』およそ、鞘（さや）３３．５㌢、柄（つか）１２㌢、鍔（つば）縦５．６㌢、横４．８㌢の長さです。酒器　鶴岡鉦次郎　錫ちろり　ぐい呑。【①〜③は装具に関し調べてみた内容】①「鞘」は、青貝微塵（みじん）塗り、小柄（こづか）を収める小柄櫃（こづかびつ）、下緒（さげお）を結ぶ栗形（くりがた）などが。【茶道具】桑香盆セット　七事式　送料込。小柄とは小刀のこと。切子　蓋置　金谷浄雲作。なお、小柄や下緒はありません。z17 創作こけし　野沢薫 作「深草」。また、小柄櫃の対面には髪を整える笄（こうがい）用の笄櫃（こうがいびつ）を設けることも。古伊万里　赤絵ピッチャー　高さ約33㎝　東Y7-0514④タカチ。②「柄」は、柄巻きが施され、灰緑の柄糸（絹）が頭から筋違に掛けて諸捻（もろより）で巻かれ、現れた菱模様の下に白鮫皮が。能面 お面 般若 ビンテージ。目釘（めくぎ）の下には表裏に目貫（めぬき）と呼ばれる彫金装具、出品の拵えは長い嘴（くちばし）の鳥と細長な何か、が埋め込まれている。大嶺實清　やちむん　オブジェ。なお、当時、鮫皮は非常に高価であり、鮫の背にある突起粒が大きく形状のよい部分の鮫皮を武士は競って所望したよう。宗徧流　茶道用帛紗セット（多色）。③「鍔」は、小柄を当たらなくする小柄穴が開けられ、縁、両面の菊紋、州浜紋などには金色の装飾が。キリン　アニバーサリービヤマグ　バカラ　1989年。なお、州浜は笄用に開けられる笄穴で、出品の拵えの笄穴は閉じられ金色に装飾。伝承工芸品瓶細工手まり３個セットまーぼー。鍔の素材は主に鉄や銅、出品の拵えの鍔は銅と思われ、鍔の両側の小切羽（こざっぱ）も、片面は金色、裏面は赤色が所々に見られ、これも銅だと思われる。茶道具　煙草盆　表完作。鍔の縁、両面の菊紋や州浜紋、両側の小切羽などの金色装飾を公的機関で分析、素材はＣｕがほぼ１００％、金色はＡｕで含有率は約、縁９％、菊紋４５％、州浜紋３２％、小切羽１７％、残りはほぼＣｕで、縁と切羽は鍍金（メッキ）、菊と州浜は象嵌（ぞうがん）と思われます。水指　萬祥山窯　⭐️日野勁甫作。柄巻きには若干の汚れ、鞘の先にも若干の変色、鍔の縁や表面装飾部にも変色やキズも少々見られますが目立つような損傷はほとんどなく、状態は比較的良好と言えます。中国清時代　新渡蓋茶碗3客。実際には本物の刃が収まっていた幕末から明治初期の脇差のようです。【希少】売茶翁之像　売茶翁　座像　賣茶翁　高遊外　黄檗山萬福寺　煎茶道　茶道。帯刀が非日常になる当時、経済的な理由で本物在銘？の刀身は処分され、木製の「つなぎ」の脇差拵えとして保有、など出品者の想像ですが。檀香扇 透かし彫り 扇子。観賞用としていただければ幸いです。竹籠 花籠 花入れ かご 花器 置物 竹細工 華道 茶道具 和風 レトロ。なお、刀掛けは付属しません。田原一斉 蜻蛉絵桐木地扇面香合 共箱 茶道具 風炉　トンボ。